北京から(2)
出張6日目になりましたが,ここに来て英語の舌が滑らかになってきた気がします。普段英語を話す機会が稀なのでしょうがないのですが,このロスはすごくもったいない・・・。
さてさて,会議には各国の代表が参加しているのですが,ヨーロッパ諸国からの参加者が比較的多いので,アメリカ英語に慣れている日本人にはチョットつらいです。
まだイギリス英語なら,BBCのサイトやポッドキャストを活用することである程度トレーニングが可能ですが,その他諸国の人たちの英語には全く太刀打ちできません。
ヨーロッパ人同士は普段からそういう英語でやりとりをしているからか意思疎通が出来ているようですし,アメリカ人も何とか理解しているようで,アジア勢だけが取り残されている感じです。
では,中国人の英語が理解できるかというと,これも結構キビシイものがあり,ヨーロッパ人のそれと比べると,日本はすごく閉鎖的な生活をしていることを実感させられます。
みなさんご承知のとおり,TOEICがアメリカ英語以外の英語(イギリス,オーストラリア,カナダでしたっけ?)でも出題されるようになりました。ここに書いたような状況を考えると当然の流れではあるのですが,現実の英語はその数百倍ファジーなもののように思います。
日本から近いこともあって,会場にはワタシ以外にも多くの日本人がいます。その多くがワタシより英語が出来ない方々なのですが,「何言ってるのか分からない」とガッカリしている人もたくさんいます。
そこで一つ気がついたのですが,話す相手によってその後の反応が変わってきます。相手が中国人だったりすると「中国人の英語がヘタなのでワカラナイ」と相手のせいにするのですが,ヨーロッパの人のような白人さんと話をした場合には,自分の英語能力の低さを嘆く人が多いですね。
でも,どちらもアクセントの強い英語に対応できていないという点で同じことなんですよね。相手が「英語ネイティブ風の外見をしている」というだけで,「向こうが全て正しい」と勝手に思ってしまうみたいです。
もちろん様々なアクセントに対応できるようになるのが最終的な目標ではありますが,そういうことで自信とやる気を失ってしまうのはもったいないことだと思います。たとえ相手が白人であっても,「お前の英語がおかしいだろ!」みたいな発想も時には必要ですよ。(まじめな日本人はなかなかそう思えないもんですが・・・)



