Movable type バージョンアップの罠
しばらく更新が滞っていましたが、それには理由が…。このサイトのエンジンであるMovable Typeをバージョンアップしたことは先日お伝えしましたが、不具合の多発によりサーバー上のデータを丸ごと入れ替え&バックアップの復元をやるハメに(゜-Å)。
英語には全く関係のない話ですが、同じ苦しみを体験する人がたくさんいると思うので、参考までに起こったことを書いておきます。
バージョンアップは、開発元であるシックスアパート社のインストラクションに基づいて行いました。完了後、表面上は機能していたのですが、いくつかの問題に気づきました。
- アーカイブ・マッピングが変わった!
各記事のアーカイブファイルのファイル名をカスタマイズしていたのですが、バージョンアップ時か後述のテンプレート修正時にその設定がデフォルト設定に戻っていた模様。それにより、全ての記事のURLが変更されてしまい、Googleなどにインデックスされた情報とリンクの対応が取れない事態に。まあ、これは気づいた時点で修正可能でしたが、しばらく放置したことで、ビジターや検索エンジンにはマイナス評価を受けた可能性大。 - テンプレートが重複!
多くの方々も指摘していますが、Movable Type4.1のテンプレートまわりにはバグがあるようです。もっとも致命的なのはテンプレートの重複。このバージョンで新たに導入された「テンプレートセット」という概念があります。サイトの構成に必要なテンプレートをまとめて入れ替えることができるという大変便利なものなのですが、その挙動がどうも不可解で、入れ替えを行うとテンプレートに重複が生じることがあります。一方を削除することで解決すると思いきや、システムテンプレートは削除することができません。複数のテンプレートが合成されるからか、それに関連するページは表示が滅茶苦茶になり、テンプレートを修正しようにも、複数の同一テンプレートが存在することからそれも拒否される始末です。
ということで、データのバックアップを取ってサーバー上のデータを全削除し、Movable Type4.1を新規インストールしました。データをインポートして終了!といくハズでしたが、ここにもまた罠が…。
なんとMovable Type形式のデータであるにもかかわらず、インポートプロセスの途中でコケる。どうもデータが多すぎることが良くないようで、データファイル(テキスト)をいくつかに分割することでなんとか解決しました。
また、上述のテンプレートセット入れ替えを新規インストール後のピカピカの状態でも試してみましたが、やはりシステムテンプレートの重複は再現しました。
最後にポイントをまとめると…
- Movable Typeのバージョンアップ作業は、上述のように新規インストールの運命となる可能性があるので、そのつもりで臨んで欲しい。時間に余裕があれば、最初からその方針で取り組んだ方が良いかもしれない。
- テンプレートセット入れ替えによる不具合は避けることができないカモ。もし起こったら取り返しがつかないので、面倒でも一つずつ追加・削除・編集を行った方が無難。
他のシステムからの移行ならまだしも、同じシステムからのバージョンアップくらいもっとすんなり実現して欲しいものです。まあ、個人ライセンス(無料)で使わせてもらっていますから、文句は言えませんが…(; ̄ー ̄A アセアセ・・・。
さて今回のリニューアルでは、「小粋空間」の荒木勇次郎さんの書籍「Movable Type WEBデザインの新しいルール」を参考にさせていただきました。ワタシのような初心者には、最適なガイドブックだと思いますので、最後に紹介しておきます。
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