2008年6月10日

115歳のおばあちゃんの脳

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115歳のおばあちゃんの脳
当時82歳だったオランダ人女性は、死亡後に自分の身体を研究目的で提供することに同意しました。そして、時は流れ・・・

111歳を過ぎたころ、おばあちゃんはふと心配になりました。いくらなんでも老い過ぎてて、役に立たないのではないかと。

"She was very enthusiastic about her being important for science,"
【英語表現チェック】be very enthusiastic about~:「~にとても熱心」

その年齢になってそんなことを心配できるなんてスゴイですね。すっかり忘れてしまってもおかしくないのに…。

しかし実際はそんな心配をよそに、研究者は彼女の年齢に大きな興味を持っていました。そして、112歳、113歳の時点で認知機能に関するテストを行ったところ、驚くべき結果が…。なんと彼女のパフォーマンスは60歳から75歳の平均を上回っていたのだとか。

そんな元気なおばあちゃんですが、残念ながら115歳で亡くなってしまいました。そして…彼女の希望通り解剖が行われると、驚くべき事実が…。

『When the woman died at age 115, her body was donated to science. Holstege's team found no signs of narrowing of the arteries, called atherosclerosis, and very few brain abnormalities. In fact, the number of brain cells was similar to that expected in healthy people between 60 and 80 years old. 』

脳の状態は極めて正常で、脳細胞数は60~80歳の健常高齢者と同等。アルツハイマーなどの傾向も一切確認されなかったのだとか。

"Our observations suggest that, in contrast to general belief, the limits of human cognitive function may extend far beyond the range that is currently enjoyed by most individuals,"
【英語表現チェック】in contrast to~:「~と比較すると」

つまり、ワタシたちの脳は条件さえそろえば、予想以上に頑丈なようです。

ちなみに最新の研究結果では、長寿のポイントとして以下のようなことが示唆されているそうです。

『A recent study of a man who lived to age 114 found a combination of genes and lifestyle play a role in longevity, though the long-life recipe is far from clear. 』
【英語表現チェック】play a role in~:「~において役割を担う」

まだ結論には程遠いようですが、そのカギとなるのが遺伝子と生活習慣の組み合わせなのだとか。

しかしその結論が本当に出ちゃったら、逆に死ねなくなって大変なことになるかもしれませんね。

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